純愛☆フライング―番外編―
「ごめん……ごめんね、たっちゃん。6月の誕生日には一生懸命にケーキ作るから、食べてくれる?」
「ああ。ただし、胃薬も用意しといてくれ」
巽は昔と変わらない、優しい笑顔をみせてくれる。
(なんか、すっごく近づいた気分!)
このままファーストキスなんて、と志穂が妄想に入り始めた瞬間、
「お前ってホント、昔と変わんねーな。ガキのまんま」
あっけらかんとした巽の声が耳に届いた。
(なんか、すっごく遠のいた気分……)
複雑な思いを抱え、巽の腕にぶら下がる。
甘いシナモンの香りに包まれ、志穂はちょっぴり幸せを感じていた。
それは、ちょうど1ヶ月後に起こる出来事の予感だったのかもしれない――。
~fin~
「ああ。ただし、胃薬も用意しといてくれ」
巽は昔と変わらない、優しい笑顔をみせてくれる。
(なんか、すっごく近づいた気分!)
このままファーストキスなんて、と志穂が妄想に入り始めた瞬間、
「お前ってホント、昔と変わんねーな。ガキのまんま」
あっけらかんとした巽の声が耳に届いた。
(なんか、すっごく遠のいた気分……)
複雑な思いを抱え、巽の腕にぶら下がる。
甘いシナモンの香りに包まれ、志穂はちょっぴり幸せを感じていた。
それは、ちょうど1ヶ月後に起こる出来事の予感だったのかもしれない――。
~fin~
