俺様☆キング
ダメだ…。流されちゃダメ…。ずっと好きだった光輝君と付き合える。この方が私には幸せなの…ごめんね慧…。

「ゴメン…。ネックレスも気持ちも受け取れない」
「はぁ? 何でだよ」
「私…光輝君と付き合いたいの…」
「…あの男か」
「ゴメン…」
「おいっ! 音子!」

 私は屋上を後にした。
 慧の気持ちは嬉しい。でも私は静かに過ごしたい。慧と付き合ってしまったら、この先、絶対何かしらあるはず。ゴメン…私の事忘れて…。
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