恋愛の条件
「奈央、待って!サイバーマイクロ社の件だろ?それ、俺も担当に入っているから。今海外開発の方に行こうとしてたところ」
(何であんたが担当に入っているのよ!?)
「そうなんですか?」
以前と変わらない態度で接してくる裕樹とは逆に奈央は他人行儀に振舞う。
「山下さん、時間がないので打ち合わせ始めましょう?……ってどうしたの?口切れてるけど?」
見上げると、喧嘩の痕とまでは言わないが、裕樹の唇の端が切れていた。
「えっ?あぁ、ちょっと……」
「珍しい。誰かと喧嘩でもしたの?まっ、どうでもいいけど、さっさと亜案内して?」
裕樹は唇の傷を手で隠しながら、バツが悪そうに、奈央をミーティングルームへと案内した。
(何であんたが担当に入っているのよ!?)
「そうなんですか?」
以前と変わらない態度で接してくる裕樹とは逆に奈央は他人行儀に振舞う。
「山下さん、時間がないので打ち合わせ始めましょう?……ってどうしたの?口切れてるけど?」
見上げると、喧嘩の痕とまでは言わないが、裕樹の唇の端が切れていた。
「えっ?あぁ、ちょっと……」
「珍しい。誰かと喧嘩でもしたの?まっ、どうでもいいけど、さっさと亜案内して?」
裕樹は唇の傷を手で隠しながら、バツが悪そうに、奈央をミーティングルームへと案内した。