黒猫にkiss
ふざけんなって蹴り飛ばしかった
まぁ、
そんなこともできずに苛々ゲージがたまっていく
1~100までとしたら今50くらい。
あきなにも事情を説明したが頑なに断られてかなり頑張って説得した
みなみのほうもみんながついて行ってあげるから、と説得して公園まで行くことにした
あぁ、ヤバイことになってきた
それに受験というタイミングも悪い。
何も起こしたくない時期にこれだ。
それにそういった世界にはあまり関わりたくなかったのに…
まぁ、私がルイだってバレないだろう。
私は幻覚、幻のような存在として扱われているんだから
…まぁ
テキトーにあしらえば平気、かな
チャイムが鳴ればイツメン集合。
そして公園に出発。私とあきなの家は間逆だ。
あくまで厄介事は穏便に。
可能性はイチから潰す。
公園までの道のりはいつも変わらない。何もしれない人たち。
何も知らない風景。
「あ、礼央、漫画いつ返せばいいー?」
「あー、いつでも。来週ぐらいは」
「わかった!!」
「ウチも返さなきゃなー」
「お前はいつ返すんだよ。あきなは?」
「今度家寄った時に続き借りるー」
私の家の本棚は漫画や小説で埋まっている。
小さい頃からそれなりに好きだったし純文学ももっているし
ホラーや推理の小説も好きな愛読家。