月下の幻 太陽の偽り (仮)
こうなってしまうと私では止められない。

瑞穂は美味しそうに、かつマシンガントークを交えつつの晩御飯を楽しんでいた。

でも、ご飯は楽しい方が美味しい物だと言うのがよくわかる気がする。

こんな雰囲気に私は自分の血縁関係の話を持ってくるつもりだったのかと、そう思うと何だか瑞穂に申し訳ない気がしてならなかった。

あれは私と母さんの問題。

今度は必ず聞こうと私は決心した。

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