Sincere Love
10分くらい待って、坂田くんが来た。
「悪い、遅くなった。」
「別に大丈夫。もう平気。」
「あぁ。行くか。」
私たちはゆっくり歩き始めた。
「てか、鈴木は部活とかやんの?」
「私はねー…バドミントン部入ろうかなって!中学から部活で始めたんだけど、続けたくて。」
「やっぱり運動部か。うん、やっぱり。」
何やら勝手に納得している。
「あのさ、いい加減身体の話やめて。」
呆れ半分で言う。
「いや、身体とかじゃなく、話してて思ってたんだ。鈴木サバサバしてっからさ。」
「ならいーけど。」
それとも身体の話した方が良かった?
なんて調子に乗って続けて言ってきたけど、坂田くんがくしゃっと八重歯覗かせながら綺麗に笑うもんだから、怒る気にならなかった。カッコイイって罪だよなぁ…。