Sincere Love
「夜にでも私の番号とかメールで送るね!」
「ん、りょーかい。元気になったようだし、そろそろ帰るか?」
「うん、そうしようかな。」
「はい、荷物はこれね。俺暇だし、どうせだから送っていくよ。」
正直まだ通学に慣れない私にとっては、一緒に誰かと帰れるって言うのはすごく心強い。
「いいの?迷惑じゃない?」
「言ったろ、暇だしいいんだって。んなこと気にすんな。ほら、行くぞ。早く立て。」
「あ…ありがとう!!」
きっと変態じゃなかったらこの瞬間即好きになってたよ。正直ドキっとした。一緒にいるうちにわかったのは、坂田くんはとても優しい。笑顔も穏やかだ。しかも美少年。
「俺教室に忘れ物あるから、校門集合な。」
「わかった!じゃぁ先に行ってる!」
「おう。」
それから私は下駄箱で履き替え、校門で坂田くんを待った。