†黒ウサギの仕事†
「お前の偽名はこれだ」
リーダーは1枚の紙を僕に渡した。
『黒騎 月也(クロキ ツキヤ)』
そう書いてあった。
「黒騎…月也?これが僕の偽名…」
「どうだ?気に入ったか?」
「はい。黒ウサギの黒を名前の一部として使えるなんて最高です」
「なら良かった!」
リーダーは嬉しそうにしながらコーヒーを一口飲んだ。
「リーダー!俺は~!?俺も黒ウサギと高校行きた~い!」
側で聞いていた雷が来た。
「ははっ!もちろん雷にも通ってもらうぞ。これが雷の偽名な!」
雷は1枚の紙を見て驚いていた。
「えぇ~!?この名前って~!」
「どんな名前だったの?」
僕は雷が持っている紙を見た。
『黒騎 琉也(クロキ リュウヤ)』
「黒ウサギと同じ名字だ!リーダー!どう言う事!?」