†黒ウサギの仕事†
「黒ウサギと雷は瞳の色と身長以外は全て似てるからな。『双子』という設定だ!」
「双子!?俺と黒ウサギが!?」
「あぁ。何か不満か?」
リーダーはニヤリと笑った。
「嬉しすぎます~!ありがとうリーダー!」
「でも、双子だと仮の住所やいろんな書類が大変なんじゃ…?」
「そういうのは璢維人に任せておけ!全てアイツが上手くやってくれる!
そう言って璢維人を指差した。
「え!?お…俺が?」
璢維人はビックリした様子だ。
「何か不満か?」
「いえ…。やります」
リーダーの自己中さに璢維人も飽きれているのだろう。