天神学園高等部の奇怪な面々ⅩⅧ
5分後。

「お待たせぇ」

着替えてきた雛菊。

「ありゃ?」

「薊先輩がいないです」

撫子と寧々が口を揃えて言う。

「ああ、薊ちん?」

雛菊は桜の木の方を振り向いた。

「なんかねぇ、のぼせちゃって鼻血もんのすっごい出たからって、あっちの木陰の涼しい所で休ませてる」

何やったんだ、アホの子。

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