さらば、ヒャッハー
藤馬のミスとは、手を出した時にからあり、有り体に言えば“手遅れ”。
舌打ちが出たのも渉の言うことに従うようで癪であるがための反抗にしても、メリットを考えれば幾分かは押さえが利き、すんなりと“子供遊び”を取り止めにした。
「ツケはわたるんが死ぬときに、たーんまり、払ってもらうからな」
負け犬チックなセリフであると自覚なしに藤馬は、青汁が半分入ったコップを掴み、投げた。
渉の真横、過ぎ去ったコップが壁と激突。緑の液体をぶちまけ、派手な音を立てて割れたコップは、突然のこと。
前触れない唐突とは心臓に悪い。ああ、丁度、お化け屋敷みたいなものか。
意識がソレに向けられる。ドキッとギョッとビクッと、俗的表現だが分かりやすい。故に、なりやすく、その後の結果も容易に想像できた。