甘い満月~Sweet Full Moon~
「・・・・・芯くん・・・私ね、付き合ってって言われたんだ。でも、好きとかそうゆう感情、あいつにはないから、断った。告られた時、芯くんの顔が頭に浮かんだ。多分、リカも芯くんと友達以上になりたいんだと思う。」

芯くんの表情が見る見るうちに明るくなっていった。

それを見て、私も嬉しくなった。

「これからよろしくね。リカちゃん。俺の彼女として」

芯くんは、照れくさそうに言った。

私も、

「うん!」

と、大きく頷いた。

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