もっと大切にする~再会のキスは突然に~


…って、ちが~う!

「また、誤魔化されてない!?」

慌てて河合クンを突き飛ばす。キスしようと顔を傾けていた河合クンもさすがに不機嫌。

「なにが。」

「麗奈さんは!?どうするの?どっちが二股よ?ってか、二股とかするヤツだったの!?」

睨みつける河合クンに負けないように捲くし立てる。

「なんだそれ?…あいつに何か言われたか。」

「言われてない…けど、結婚するって。」

「ああ、みたいだな。」

やっぱり…。みたいだなって他人事みたいに…。

「あいつが結婚するのに葵は関係ないだろ?」

「か、関係ないって、じゃ、じゃあ、やっぱり麗奈さんが本命…?」

恐る恐る問いかけながら顔を窺うと。

「なんでそうなんだよ。」

怒ってる…。もう、全然わかんないんだけど。なんでキレかかってるの!?



「あいつは、外科の大槻と結婚するんだぞ?」

< 125 / 148 >

この作品をシェア

pagetop