もっと大切にする~再会のキスは突然に~
酔いつぶれてタクシー呼ばれてる人や3次会に突入するべく近くの居酒屋までフラフラと歩を進める人達の姿を横目でみながら、忘れ物がないかテーブルの下なんかをチェックする。
ほんと、幹事でもないんだけど仕切りだすと最後までやりたくなっちゃうんだよね。
これといった忘れ物もなかったため、1番最後に部屋をでるといい感じに酔っ払ったゆきちゃんとちょっと困り顔の高木先生が待っていた。
「白川せんぱ~い。3人で飲みなおしましょうよ~。」
「飲みなおすって、ゆきちゃん結構出来上がってると思うけど?」
「でもぉ、高木先生も3次会は行かないっていってるし、このまま帰るのは寂しいじゃないですか。」
寂しいって、ゆきちゃん…。そうか、それで高木先生は困り顔だったわけだ。
どうせ帰ろうとする先生をあの手この手で引き止めにかかっているんだろうな。