もっと大切にする~再会のキスは突然に~
「ゆきちゃん、私達夜勤明けなんだから。目の下のクマ、ひどくなってきてるよ。」
と最後のほうはゆきちゃんの耳元で囁いてあげる。
「そ、そうですね~。明けはやっぱりきついですからね。もう帰らなくっちゃ仕事に響きますしね。」慌てて高木先生には正面から顔が見えないように歩き出すゆきちゃん。
ごめんね、ゆきちゃん。
私より若くてお肌ピチピチのゆきちゃんにクマなんて見えないけど、困り顔の高木先生と、ホントにクマがやばくなってきた私を助ける可愛い嘘だと思ってよ。
とりあえず病院まで一緒の私達はゆっくりと歩き出す。