殺人ゲーム
「えぇ・・・昨日に引き続きにたような事件が起きました。
逮捕されたのは川原真容疑者。
そしてまたもや殺されたのは妻の川原真奈美被害者。
そして凶器は見つかりません。
昨日と同じような事件がおきましたが
犯人はそれぞれ違います。
これは何をあらわしているのでしょう・・・」
「いやねぇ~。夫が妻を殺すなんて・・・」
「大丈夫だよ!僕は殺さないさ!」
「あたりまえでしょ?絶対殺されないし!」
いや・・・男が女を殺すだけじゃなくて・・・
女が男を殺すケースもあるんだよね・・・たぶん・・・
だって私がそうだったから・・・
「でも二日にわったて殺人事件は怖いわね~」
「うん・・・ほんとだよ・・・」
それからというもの、やはり夫が妻を殺すだけでなく
妻が夫を殺すケースや彼女が彼氏を殺す事件も起きた。
毎日のように殺人事件がおき国中がおかしくなっていた。
いったいこれからどうなっちゃうの?
私はいつか絶対に海斗を殺してしまう・・・。
そんなの嫌!
そうか・・・私が他の人を好きになればいいんだ!
私って・・・馬鹿だなぁ・・・そんないい方法が・・・あったのに・・・
私は知らず知らずの間に涙を流していた。
私の心が止めた。
でもそうしなきゃ・・・海斗が死んじゃう・・・
それだったら・・・