殺人ゲーム

「海斗・・・あの・・・話があって・・・」
「何？」
「私たち・・・別れよう・・・」
「・・・何言ってんだよ・・・」
「ゴメンね？こんな私だったけど・・・今まで愛してくれて・・・ありがとう」
「今までじゃない！これからも・・・この先も・・・すっと愛し続けるよ！
だから・・・そんなこと言うなよ！」
「ゴメンね・・・ほんとにゴメンね・・・」
「何でだよ！」
「だって・・・そうしないと・・・海斗が・・・」

はっ！
夢だ・・・
夢にまででてきちゃ気味が悪いよ・・・
～♪
ビクッ
画面を見る
海斗
「・・・ピッ　もしもし？」
「もしもし？ゆん？」
「うん・・・どしたの？朝早くから・・・」
「いや・・・俺たち・・・別れよう？」
「・・・！？」
今日振ろうと思ってたのに・・・
「だって・・・お前・・・今日振るんだろ？」
「・・・！？何で・・・それを・・・」
「やっぱり・・・夢で見たんだよ・・・お前に振られる夢をな・・・」
「え・・・」
私と・・・同じ夢？
「あ・・・そうだ・・・お前夢で「そうしないと・・・海斗が・・・」って
いってたんだけど・・・その後の言葉が聞けなくて・・・
なんていおうとしてたんだ？」
「・・・そうしないと・・・海斗が・・・し、死んじゃう・・・から・・・って」
「は？何それ！」
「ほんとだもん・・・」
「んなわけないだろ！」
「でも・・・私たち・・・別れるんだよね？」
「お前振るつもりだろ？俺、振られるのは俺のプライドが許さないから！
だから先にふらさせてもらった・・・」
「さっか・・・」
「ゆん・・・愛してるよ・・・？」
「うん・・・私も・・・」
「じゃあな・・・」
「うん・・・」
「ピッ」