恋に焦がれて迷走中
遠い目をする空也頬に、チュッと唇を寄せた。

驚いた目を向けた空也に

「ちょっとヤキモチ。」と言って笑うと。


目を細めて顔が近づいて来て、


もう少しで触れようとした瞬間


フスマが開いて

「ご注文お聞きします!」

店員さんがやってきた。


空也は焦れてイラッとした。


あたしは知らんぷりしてあれこれ注文した。
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