一度の保証(短編集)
あたしは、驚きっぱなし。

それは、記憶に新しい一昨日の事だ。


あたしは、テーブルに座りお風呂上がりにお茶を飲んでいた。


飲み終り、コップをキッチンに持って行こうし、持った時、手が滑り、落としてしまった。


コップは、割れ、ママの方が怖くて見れず、大きな声で言った。


「ごめん!ママ」



「ももかぁ!」


ママは、突進するようにあたしのところまで来て、あたしの頭を一発たたき、言う。


「なにしてるの!!ぼーっとしてるからでしょ!!」

そして、また頭を平手でたたかれた。


「もう!かたずけるから向こう行って!」


「うん… ごめん」


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