。・*・。。*・Cherry Blossom Ⅲ・*・。。*・。
「ねぇメガネって誰??」
まさかまた違う女?(←男デス)
『何であんたに教えなあかんの』
小声で、でも明らかに怒りを含んだ声が伝わってきて、
どうやら知られたくないこととみた。
「今日あたしに付き合ってくれたら、“メガネちゃん”のことは嗅ぎまわらないで居てあげるわ。どう?♪」
そう言うと、
『……参りました…』
ようやく響輔がお手上げと言った感じで、はっきりと大きなため息を吐いて降参。
―――今に居たるというワケ。
「俺買い物苦手や。早よしてな」
そう言われて、ちょっとムカ。
「いいじゃない、どうせ暇でしょう?」
そう言ってやると、
「喧嘩したいんなら、他当たってや。俺は付き合いきれへん」
一瞬の躊躇もなく響輔はくるりと踵を返して、行ってしまう。
「待ってよ!」
慌てて響輔の腕を掴んで呼び止めると、響輔はちょっと目をまばたいて、
「何や、あんたやっぱ好きやったんやね」
そう言われて……
はぁーーー!!?
何言い出すの!こいつ!!