アゲハ~約束~
 そして、そうこうしているうちに学校が始まり。

 決まりごとのように再び、アゲハは熱を出した。


 当たり前のように、眠っても覚めても隣には誰もいない。


 何かをつかむように布団からはみ出た右手を見たとき、恥ずかしさがこみ上げた。

< 61 / 146 >

この作品をシェア

pagetop