お嬢様と執事の恋愛。

そんなことを考えてたら『今愛恋が一番欲しいものだよ。』って。

1番欲しいもの…。

鍵を回してみた。

カチャッ


愛恋が一番欲しいもの…。


「椋…。」


バンッ!

勝手に箱が開いた。

びっくりしてしゃがんでしまった。


「そんなに俺が好き?」


どこかで聞いたことがある声…。

目を開けるとそこにいたのは、


「椋!」

「ただいま。おまたせ。」

「待たせすぎだよ…。」


そしたら悠太君が『このプレゼントは返品不可ね。今日から愛恋の執事だから。』そうゆうと『お嬢様よろしくお願いします。』なんて言っちゃってる椋。

それから『ケーキは部屋に運んであるから自分で切って食べてね。』って言って出かけて行った親2人。


椋と2人きり…。

久しぶりだな…。

なんか気まずい…。


「お嬢様お部屋にいってケーキ食べましょう。」

「あっうん。」


お嬢様って言われるのなれないな…。







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