3.30からの恋、
タイトル未編集



君と出会ったのは高3の春。


まだちょっと暖かい、だけど夜が増す事にちょっとだけ肌寒い空気、風が吹く。


親友の友達からの紹介。


元カレと別れたばっかだったあたしはそれほど恋愛に興味はなかった。


初めて電話で声を聞いて、ad交した。




『なんか、軽そう』


プリの顔、メールの遅さ。


この人は本気になれる相手ぢゃない。


連絡をとり始めての印象はそれ。


だって遊んでそうだったから。


茶髪にピアス、綺麗な顔立ち。


絶対に好きになってはいけない男。


でもね、なんか惹かれたんだ。


親友の友達に最初プリを見せてもらった時、そこには2人の男の子が写ってた。


どっちがいい?そう聞かれた時、あたしはとくに迷わずにあんたを指差した。


なんでかなんて、わからない。


惹かれたのは君だった。


この選択が、あたしにとって正しいものだったのかもわからない。


君と出会ってなければ、こんなに胸が苦しい思いはしなくて済んだのかな。


だけど
君と出会ってなければ、こんなにも愛おしい幸せを、、。


知る事は一生なかったんでしょうね


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