便利屋





─────‥笑顔が、
点と点を線で結ぶように繋がっていく。


「聞いてるー?」


目の前に広がる笑顔は、間違いなく───‥。


記憶のなかの笑顔は、色褪せることなく───‥。


『…そうだな。シュークリーム食べようか。』


たしかなものは、ここに、ちゃんとある。

大切なものも、守りたかったものも。

そして、守りたいものも…。




━━━記憶の断片と奈央の…料金
      シュークリーム也。



< 131 / 199 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop