図書館LOVE☆
斗真は立ち上がり、
私の腕を掴むとそのまま
屋上の扉をガタンと開き
入っていった。
そしておくの方まで進むと
斗真は立ち止まり、
その場に座りこんだ。
私は斗真の前に回り、
座り込む斗真の前にしゃがんだ。
斗真は自分の右手首を強く
つかんでいるようだった。
その右手は震えていて
それを、必死におさえている
ようだった。
「…斗真…。」
震える手の上に
自分の手を重ねておいた。
「許せねー…まじ許せねー。」
「私は大丈夫だから。ね?
もうあんな怖い斗真は
見たくないよ…?」
