Love Side
はあぁ、朝からため息が漏れる。
昨日の見合いの返事を取引先の部長に話さなくてはならない。
「串枝さん昨日はどうだったの?」
春日の代りに部長になった岡本部長は45歳の既婚者だ。
岡本部長を伝手にこの見合い話が舞い込んだのだった。
「どうも何も、いきなりプロポ-ズされましたよ。」
「君は“伝説の女”だからね、皆ものにしようと必死なんだよ。」
「いつ伝説になったんですか?生きてるんですよ!」
はっはっはっは!!
と笑いながら、
「断るの?」
と、問う。
「当たり前です。
本人の事も知りもしないでプロ-ポ-ズってありえないです。」
昨日の見合いの返事を取引先の部長に話さなくてはならない。
「串枝さん昨日はどうだったの?」
春日の代りに部長になった岡本部長は45歳の既婚者だ。
岡本部長を伝手にこの見合い話が舞い込んだのだった。
「どうも何も、いきなりプロポ-ズされましたよ。」
「君は“伝説の女”だからね、皆ものにしようと必死なんだよ。」
「いつ伝説になったんですか?生きてるんですよ!」
はっはっはっは!!
と笑いながら、
「断るの?」
と、問う。
「当たり前です。
本人の事も知りもしないでプロ-ポ-ズってありえないです。」