蒼穹の誘惑
「そう、分かったわ。園田さん、これからこういう場合はどこで何時まで打ち合わせするかということを把握しておいてね?受付はそこに座って電話・来客応対するだけが仕事じゃないのよ」
「----申し訳ありません」
歳はまだ20代前半だろう、園田は目を赤くし申し訳なさそうに頭を下げた。
副社長が絡んでいるから機嫌が悪いわけではない。
みずきは、自分の仕事にプロフェッショナルになれと、と若い社員を教育している。
何も受付の女の子に営業のスキルや事務専門の能力を身につけろと言っているわけではない。若く経験が浅くとも、『受付秘書』という肩書きでそこに座っているのなら肩書き通りの仕事をこなせと言っているのだ。
与えられていることだけをこなすのは誰でもできる。もう一つ上のレベルを目指して欲しいと思う。
そういう意味でみずきは、若い女性社員をお飾りとしか考えない重役たちよりも、社員教育は厳しいのかもしれない。
「----申し訳ありません」
歳はまだ20代前半だろう、園田は目を赤くし申し訳なさそうに頭を下げた。
副社長が絡んでいるから機嫌が悪いわけではない。
みずきは、自分の仕事にプロフェッショナルになれと、と若い社員を教育している。
何も受付の女の子に営業のスキルや事務専門の能力を身につけろと言っているわけではない。若く経験が浅くとも、『受付秘書』という肩書きでそこに座っているのなら肩書き通りの仕事をこなせと言っているのだ。
与えられていることだけをこなすのは誰でもできる。もう一つ上のレベルを目指して欲しいと思う。
そういう意味でみずきは、若い女性社員をお飾りとしか考えない重役たちよりも、社員教育は厳しいのかもしれない。