魔法少女の恋の行方
「あっ・・・あの、中西くん?」
呼び掛けても応答する気配がない
「お、おい。中西?聞こえてるか?」
ちょっと近づき中西くんの肩を揺すってみた
すると
「ふふふっ・・・あははははっ・・・君たちだったのか?魔法少女は」
と言ったのだ
続けて
「君たちは・・・実にバカだな・・・」
とも言ったのだ
「「え?」」
そりゃ、あたしと春香が魔法少女だってバレたことは、バカなあたしでも分かる
でも、おかしい
そもそも、こんな時間の学校になんでいたのか?
それに・・・目が虚ろだ
虚ろというか、死んでいる
まるで何かに操られているように
操られる・・・・・・?
そうか、もしかしたら・・・
「ねぇ、春香。もしかしたら・・・」
「あぁ、たぶん・・・」
「ど、どどどどうすんの?」
「ん、んなの簡単。本体を出させればいい」
「どうやって・・・」
「こうしてかな?
カノン・ココ」
春香が動きを止める呪文を唱えた