蜜色チェーン―キミと一緒に―
◇ガラスの靴



from.勇樹
―――――――――

あの事
別に親に言うつもり
ねーから。

それだけ
言っとこうかと思って。


あと、こないだの事。

余計な事だったなら
ごめん。

―――――――――


勇樹からそんなメールが入ったのは、勇樹と口論になった翌朝だった。
相変わらず朝早いメールに笑みをもらしつつ、今度はきちんと返信する。



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