蜜色チェーン―キミと一緒に―
全部を話すつもりじゃなかった。
だって、拓海くんと私の間にある気持ちとか関係を全部言葉にしたら、いくら時間があっても足りない。
例え泊まり込んでくれても、なかなか説明ができないと思うから。
だから、簡単に説明して、愛美が何か聞いてきたらそれに答えるつもりだった。
決してはぐらかしているわけじゃなくて、私自身、どう説明すればいいのかがよく分からなかったから。
――でも。
話し出したら、止まらなかった。
溢れる想いが、次々に言葉になっていた。