俺が唯一愛した女


『…してたら何だよ』



「してたら?」



男達は顔を見合わせにやにやしている



何だよ、何が言いたい?



「なあ優斗、仲間から抜けるっ-ならそれなりのおとしまえってモンをつけて貰わねえとなあ?」



何人かの男達が俺の両腕を掴む



「優斗君~俺等せっかく親切にしてやったのによぉ」



『……。』



" おとしまえ "



これが何の事なのか
雰囲気で直ぐ解った



「優斗、テメー何とか言えよ!なめてんのか!?」



顔色1つ変えず無表情の俺に
苛立ちを見せ始める男達



「すましてんじゃねえよガキが、ちょっと顔立ちが良いからって… そのムカつく顔、変形させてボコボコにしてやるからな!」



- バキッ -



男達は俺の顔を中心に
手、足、腹、体全体を容赦なく殴る蹴る



時には壁に体を叩きつけられたり



「優斗止めて下さいって言えよ~ 何とか言えやコラ!」



殴られる度
蹴られる度



体中に激痛が走る

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