俺が唯一愛した女


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" …優斗 "



誰かが呼んでる



声に反応し目を開けると..
見慣れた部屋に俺は居た



この部屋は..



確か俺がガキの頃に住んでいた家。



" …優斗 "



まだ誰かが呼んでる。



俺は声が聞こえる
リビングのドアを開ける。



" なぁにお母サン?"



『……。』



ソファーに誰かが座っている



もしかして
ガキの頃の俺と..母親?



" あなたは大きくなったらパパみたいになりたいのよね? "



何だよこれ、夢?



"うん!ゆうとね、沢山お勉強してお父サンみたいになる!"



ガキの頃の俺は


母親の膝にちょこんと座り
楽しそうに話している様子。



けど母親は様子がおかしかった



" ふ~ん。そう… "



" お母サン…どうしてそんな悲しい顔するの?"

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