ブログ女 ーAyu Official Blogー
「俺、西川サンに憧れて今の仕事をしてることは萌チャンに話したことあるよね?その当時… 俺には恋人がいたんだ」
恋人?
突然あたしに何の話しをしやがる
また妬かせて殺させたいのか?
「…その彼女は俺の職業に猛反対しててね」
『それでも警官に…?』
「うん。けど、彼女は俺が警官になる事を反対したまま…最後まで認めてくれなかった。警官になれば危ない仕事もある。それが耐えられないって…彼女は警官になるかあたしと別れるかどちらかを選べって」
『……。』
「俺は警官になる事を選ぶと同時に心から愛していた彼女を捨てた。その時思ったんだ…もう誰も愛さない、俺は仕事1本で生きて行くって」
結城はあたしに何が言いたい?
もしかして
あたしの気持ち気付かれてる?
そんな事より
仕事1本でって..
あたし
気持ちを伝える前に
失恋決定じゃねえか
振られるって
まだ心の準備が出来てねえのに
そんな話
まだ聞きたくなかった
『……。』
あたしは
真っ直ぐ海を見つめ
話しを続ける結城に対して
返す言葉が見つからず
ただ下を向いていた..