ブログ女 ーAyu Official Blogー
『警察には行くよ。 反省して罪を償う、最初からそのつもりだったし… だから結城お願い、一緒に屋敷へ行かせて… あたしに1日だけ時間を頂戴!』
「萌チャン…」
深く頭を下げる
あたしに対して
力のない笑みを見せる結城
「…解った。じゃあ明日、屋敷には一緒に行こう」
『結城、ありがと…』
本心はさ
警察になんか行きたくない
我が儘を言うと
結城に受け入れて欲しかった
自分勝手な事を言うと
人殺しの女でもいい
俺が守ってやるから
警察に行く事もない
" 1からやり直そう "
そう言って
優しく微笑んで欲しかった
結城の告白に答えて
恋人になりたかった
『…っ』
色んな思いが混ざって
あたしの頬を涙が伝う
悲しなんかないのに
涙はどんどん溢れて
『結城ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…』
これが世間で言う悔し涙ってやつ?
「萌チャン…」
結城に
名前を呼ばれそう思った瞬間
『あ…』
あたしは結城の腕に
抱き締められていた