恋愛談義!
な……なに!?
ハッとして顔をあげると、彼は少し猫背の背中を丸め、さらにもう一方の手で、腕をつかみ、体を寄せ私と距離を縮める。
社内では同期という以外ほとんど接点のない私と井上礼央が
こんな風に顔を寄せ合うのはどう考えたって目立つに決まっている。
案の定、あからさまではないにしても、私たち二人に視線が注がれて、ボナペティート内の空気が一瞬色めき立つ。
井上礼央、何考えてんの!?
このクソバカッ!!!!!
熱でただでさえ熱いのに
そんなことをされては、また無駄に体温が上がるじゃないか。