恋愛談義!

けれど明らかに彼の肩や、頬のラインからいら立ちが伝わってくる。



一つがほころぶと、それまで順調に積み上げてきたはずの積み木が、ガラガラと音を立てて崩れていくような気がする。


何が悪かったんだろう。

きっかけはなに?


井上礼央に、鈴川さんとの別れ話を見つかったこと?



「はぁ……」



思わず深いため息をついた、その瞬間。





「――青木サン」



井上礼央が私の額に手のひらを乗せて、顔を近づけてきた。



< 124 / 281 >

この作品をシェア

pagetop