恋愛談義!
ここが会社じゃなければ、またこいつの足を踏んづけてやったところだけれど、こんなにフラフラじゃ上手に踏めないな。
なんて、どうでもいいことを考えながら、ゆっくり息を吐いた。
喉から吐く自分の息が熱い。
熱が上昇しているせいか、井上礼央が近いような遠いような
彼は私から手を放したというのに
未だ手をつかまれているような
そして抱きしめられているような妙な感覚に襲われる。
ベッドの上でハダカできつく抱き合った記憶すらフラッシュバックしはじめて、幻覚に似た感覚に襲われる。