恋愛談義!
はぁ!?
突拍子もない鈴川さんの言葉に戸惑いを隠せない。
これって……ボナペティートの中で井上礼央が私にやたら近づいたせいだ!
井上礼央の馬鹿やろーーーー!!!!!!
心の中で叫びつつ、必死で鈴川さんの胸を腕で押しかえしたけれど
シートベルトをしたままの私には分が悪い。
「好きな男って……! 元カノとよりを戻して関係を終わらせたのは鈴川さんじゃない!」
「違う!」
彼は冷たい手で私の頬を両手で挟むようにして押さえる。
そして燃えるような、どこかせっぱつまったような瞳で私を見据えた。