恋愛談義!

「やだっ、やめてっ……!」



力の限り叫んだけれど、声が思ったほど出ない。


酸素が足らなくて、クラクラする。


けれど諦めずに、手足をばたつかせ、顔をそむけ、叫ぶ。



「いやーーーっ!」

「なんでだよ、ちかこっ……!」



悲壮な叫びをあげる鈴川さん。



なんでだって、そんなのこっちの台詞だっつーの!



無理やりキスされた瞬間に、彼の唇をかむ。


口の中に血の味がした瞬間、ぱあん、と頬に破裂音。



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