恋愛談義!

そう。いいわけよ。

わかってる。


井上礼央が私を甘やかすから……





ヨーグルトを食べた後は、病院から貰った粉薬を飲み、そのあとにコップで水を飲ませてもらう。


唇の端からこぼれた水は、井上礼央が指でぬぐった。


着ていた上着も、彼が脱がせてくれた。


何から何まで……介護かよ……と鼻で笑うと


「介護気分♪」


と同じことを言われて、ムカついた。




「青木サン、とりあえず眠りなよ。起きてから話そう」



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