恋愛談義!

「おっと」



その場にへなへなと座り込んだ私を、井上礼央はさっと抱きかかえて、布団に横たわらせる。



「なんなのよ、あんたは、もうっ……」



わけがわからない!



「フフン。初めて青木サンを動揺させた気がするな~」



どこか上機嫌な井上礼央は、


「腹減ってない? コンビニであれこれ買ってきたから、少し食べたら?」


と、にっこりと微笑む始末。




< 156 / 281 >

この作品をシェア

pagetop