恋愛談義!
「ポトフ。薄味でたくさん作っておいたから、明日も食えよ」
「――うん」
ポトフ……!
あんた可愛い奥さんにでもなるつもり?
そして彼は、それらをちゃぶ台の上に並べたランチョンマットの上に、並べると、私の斜め前に座り、手を合わせた。
「頂きます」
「い、頂きます……」
同じように手を合わせて、ハッと気づいた。
井上礼央、パンイチじゃん!
「これ、着て!」
クローゼットの中からパジャマ代わりのTシャツを引っ張り出し押し付けた。