恋愛談義!

「水分はたくさんとったほうがいいから、そこ白湯おいてる」

「――うん」



うなずきつつ、布団の中にとりあえず下半身だけ入れる。



食器を洗っている井上礼央を背後から眺めつつ、彼の話を聞くべきだし、私も話すべきだろうって思ったんだけど……。



何から話したらいいのかわからない。



そうやって迷っていると


「――俺さぁ、ガキのころ、日本の食べ物がまったく口に合わなくて、すごい偏食でさー」


井上礼央が、大きな声で昔話を始めた。









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