恋愛談義!
な……なにそんな切なそうに私のことを見てるのよ!
捨てられた子犬みたいな目で私のこと見てどうしようってのよ!?
そう叫びたいのに声が出ない。
だって胸がドキドキして苦しいんだもの。
10年以上ずっと好きだったなんて。片時も忘れなかったなんて。
こんなピュアなラブストーリー、計算づくで生きてきた私には似合わない。恥ずかしすぎる。
「――あんた、てっきり童貞なんだって思ってた」
そして苦し紛れに私が口走ったのは、井上礼央をチェリーボーイ扱いするという、とんでもない発言で……。