恋愛談義!
とりあえず御堂に会って……
いつもの自分を取り戻さなければ。
あいつは私の言うことならなんでも聞いてくれるし
私を混乱させたりしない。
なのに……どうしても井上礼央の顔がちらつく。
私に対して、幼心だけでなく、今でも恋心を抱いてくれたあいつの、誠実な言葉を思い出すと、御堂に会うことすらなんだかちょっぴり罪悪感がこみあげてくる。
セックスするわけじゃないのに
お酒を飲んで愚痴を聞いてもらうだけだ。なのに――
切なげに私を見つめる井上礼央の顔が、目から焼き付いて離れない。
結局私は、また携帯を取り出し、ディスプレイをにらみつけていた。