恋愛談義!
「それってさぁ……わかるべき、なんだよな? 青木サンがそのくらい、俺に気を使ってくれてるってことを、理解するべき、なんだよな?」
「そういうこと」
「――わかった」
井上礼央は、ハァッとため息をつきつつ、うなずいた。
よかった。
とりあえず理解を示してくれた井上礼央にホッとしつつ、腕時計に目を落とすと
「今ので俺のこと、多少は好きになってくれたのかもって思っちゃったからな、俺」
頭上からささやき声。
「え?」
顔をあげると同時に、ぎゅっと手を握られる。