恋愛談義!

「え……」



井上礼央が立ち止まって、それから夜目にもはっきりわかるほど、カーッと顔を赤くする。


元々ハーフで色が白いから、赤くなると余計目立つんだろう。



「――それって」

「うん」

「ちいちゃんっ……!」



感極まった様子で井上礼央が私の名前を呼ぶ。


そのまま彼の手が私に伸びてくるのに気づいて。


一歩後ずさった。



「だけど、まだダメ」

「――は?」



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