恋愛談義!
結局。祖父母の家は、没落したとはいえ、元地主という看板だけは立派だったから鈴川さんのご両親には受け入れてもらえたけれど。
(それに私が、外面だけはどこからどう見ても品のいい、お嬢様だっていうのもある)
「私の両親のこと、興信所でも使って調べられていたら、きっとご両親は反対していたと思うわ」
「え……?」
「私の両親、生きてるの」
「はっ!?」
鈴川さんは、まさに絵に描いたような『鳩が豆鉄砲をくらう』表情で私を見つめた。
「どこに……?」
「わからない」
「なんだよ、それ……」
「ごめんなさい」