恋愛談義!

いいわね、こういうの。


だけどこの人は、大人なのにどうして私のことをこんな風に扱ってくれるんだろう?


しばらく車の窓の外の田んぼの風景を眺めていると――

「あ!」

思わず大きな声が出た。


田んぼに突き落としたあいつのことをすっかり忘れていたのだ。



「どうしました?」

「――あ……いや……」



まさか正直に話すわけにもいかない。


ごにょごにょと誤魔化していたら、

「さっきの少年なら、気にしなくていいのでは?」

と、ビックリするようなことを言われた。


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