恋愛談義!
妙にしおらしい声で、手の甲を額に押し当て嘆く彼に
16歳から3年間、ド変態に仕込まれたのよ、と言えばどう反応するだろうか。
「どうでもいいじゃない、そんなこと」
そして私は、体を起こし、彼の肩に手を乗せる。
「おねだりしなさい」
体をすりよせ、微笑みながら井上礼央のより一層濡れたように輝きを放つ瞳を覗き込むと
十分私が受け入れ態勢になっていることが伝わったのか
私の中に入りたくて死にそうですと言わんばかりに眉を八の字にし、腰を揺らす。